最大公約数・最小公倍数の計算:3つの数も、求め方つき

最終確認:2026年10月3日小学校学習指導要領解説 算数編(第5学年)・高等学校 数学A(ユークリッドの互除法)

2つか3つの整数を入れると、最大公約数と最小公倍数、公約数の一覧を出します。求め方は「素因数分解」と「ユークリッドの互除法」の2通りで途中式つき。

数値を入れる

空欄なら2つの数で計算
12と18の最大公約数・最小公倍数
最大公約数 6・最小公倍数 36

公約数は 1、2、3、6(最大公約数 6 の約数)

最小公倍数 = 12 × 18 ÷ 6 = 36

公倍数は 36、72、108、…(最小公倍数の倍数)

12と18の最大公約数は6、最小公倍数は36

素因数分解で求める

数素因数分解
1222 × 3
182 × 32
最大公約数共通の素因数を、小さいほうの指数で: 2 × 3 = 6
最小公倍数出てくる素因数を全部、大きいほうの指数で: 22 × 32 = 36

ユークリッドの互除法で求める

回割り算
118 ÷ 12 = 1 余り 6
212 ÷ 6 = 2 余り 0 → 割り切れたので 6

大きいほうを小さいほうで割り、次は割った数を余りで割る。割り切れたときの割る数が最大公約数。3つの数では、2つの最大公約数と3つ目の数で同じことをします。

書き出して求める(小学5年のやり方)

8の約数は 1・2・4・8、12の約数は 1・2・3・4・6・12。共通な 1・2・4 が公約数で、最大公約数は 4。

8の倍数は 8・16・24・32・40・48…、12の倍数は 12・24・36・48…。共通な 24・48・72… が公倍数で、最小公倍数は 24。

数が大きいときは、素因数分解か互除法のほうが早く求められます。

よくある質問

最大公約数と最小公倍数とは何ですか。
公約数は2つ以上の数に共通な約数で、その中でいちばん大きいのが最大公約数です。公倍数は共通な倍数で、その中でいちばん小さいのが最小公倍数です。8と12なら、公約数は1・2・4で最大公約数は4、公倍数は24・48・72…で最小公倍数は24です。
素因数分解を使った求め方は?
それぞれの数を素因数分解し、最大公約数は共通の素因数を小さいほうの指数で、最小公倍数は出てくる素因数を全部、大きいほうの指数でかけます。12 = 22 × 3、18 = 2 × 32 なら、最大公約数 = 2 × 3 = 6、最小公倍数 = 22 × 32 = 36。
ユークリッドの互除法とは何ですか。
大きいほうの数を小さいほうの数で割り、次は「割った数」を「余り」で割る、をくり返して、割り切れたときの割る数が最大公約数になる方法です。大きな数でも素因数分解せずに求められます。高校の数学Aで学びます。
2つの数の最小公倍数を早く出す方法は?
2つの数の積 ÷ 最大公約数です。12 × 18 ÷ 6 = 36。2つの数の積は、最大公約数 × 最小公倍数と等しくなります(3つの数では成り立ちません)。
何年生で習いますか。
約数・倍数、最大公約数・最小公倍数は小学5年、素因数分解は中学1年、ユークリッドの互除法は高校の数学Aです(文部科学省 学習指導要領解説)。

出典と適用年度

適用年度:小学校・中学校学習指導要領(平成29年告示)、高等学校学習指導要領(平成30年告示)最終確認:2026年10月3日

文部科学省
小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 算数編(第4学年 概数と四捨五入、第5学年 約数・倍数と約分・通分、第6学年 分数の乗法・除法)
文部科学省
中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 数学編(第1学年 素因数分解、第3学年 平方根)
文部科学省
高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 数学編 理数編(数学A 場合の数と確率・ユークリッドの互除法)

本ツールの整数・分数の計算は誤差なしで行い、終わりのない小数は表示した桁で四捨五入しています。授業やテストでの答えの書き方(分数のまま・帯分数・根号の形など)は、先生や問題の指示に従ってください。

要点

  • 最大公約数
    共通の素因数を小さいほうの指数で
  • 最小公倍数
    素因数を全部、大きいほうの指数で
  • 2つの数なら
    最小公倍数 = 積 ÷ 最大公約数
  • 習う学年
    小学5年(互除法は高校)