年金の見込み額の計算:いくらもらえる?厚生年金・国民年金・繰下げの損益分岐

最終確認:2026年10月2日令和8年度の額(老齢基礎年金の満額 年847,300円)

生年月日・納めた期間・平均年収を入れると、65歳から(または選んだ年齢から)受け取る年金の見込み額を計算します。老齢基礎年金・老齢厚生年金・経過的加算・加給年金の内訳、繰上げ・繰下げの増減と損益分岐、年収別の早見表まで。

生年月日・納めた期間・年収を入れる

繰上げ・繰下げの率が生年月日で変わる
月 40年=480月。会社員・公務員・第3号の期間も含む
月 平成21年4月以降は半分として数える
年 会社員・公務員の期間。自営業だけなら0
万円 昔の年収は今の価値に直して平均(物価・賃金の上昇分)
年 経過的加算の計算に使う
加給年金
年金の見込み額(月額)
157,421円

年額 1,889,051円(老齢基礎年金 847,300円 + 老齢厚生年金 1,041,390円 + 経過的加算 361円)

65歳から受け取り:65歳からの本来の額

平均年収500万円・厚生年金38年なら、65歳からの年金は月157,421円(見込み)

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受け取り開始の年齢で比べる(繰上げ・繰下げ)

開始・増減月額85歳まで損益分岐
60歳から−24%119,640円3,589万円80歳11か月
62歳から−14.4%134,752円3,719万円82歳11か月
65歳から±0%157,421円3,778万円—
67歳から+16.8%183,868円3,972万円78歳11か月
70歳から+42%223,538円4,024万円81歳11か月
72歳から+58.8%249,984円3,900万円83歳11か月
75歳から+84%289,655円3,476万円86歳11か月
02,000万4,000万6,000万8,000万80歳まで85歳まで90歳まで95歳まで 受取総額 80歳まで 60歳から 28,713,580円80歳まで 65歳から 28,335,765円80歳まで 70歳から 26,824,520円80歳まで 75歳から 17,379,270円85歳まで 60歳から 35,891,975円85歳まで 65歳から 37,781,020円85歳まで 70歳から 40,236,780円85歳まで 75歳から 34,758,540円90歳まで 60歳から 43,070,370円90歳まで 65歳から 47,226,275円90歳まで 70歳から 53,649,040円90歳まで 75歳から 52,137,810円95歳まで 60歳から 50,248,765円95歳まで 65歳から 56,671,530円95歳まで 70歳から 67,061,300円95歳まで 75歳から 69,517,080円

60歳から65歳から70歳から75歳から

※ 85歳まで=85歳になるまでの受取総額。損益分岐=受取総額が65歳開始と並ぶ年齢(繰下げはここから多く、繰上げはここから少なくなる)。加給年金・税・社会保険料は含めない。繰上げは60歳から、繰下げは66歳から(昭和27年4月1日以前生まれは70歳まで)。

年収別の年金早見表(65歳から・月額)

平均年収厚生年金
20年
厚生年金
30年
厚生年金
40年
200万円88,87898,013107,148
300万円98,013111,716125,418
400万円107,148125,418143,688
500万円116,283139,121161,958
600万円125,418152,823180,228
700万円134,553166,526198,498
800万円143,688180,228216,768
900万円152,823193,931235,038
1000万円161,958207,633253,308

※ 単位は円(月額)。老齢基礎年金は満額(年847,300円)、老齢厚生年金は平均年収 × 5.481/1000 × 加入月数で計算した概算。

計算のしかたと、この計算の限界

項目計算
老齢基礎年金847,300円 ×(納めた月数 + 全額免除の月数 × 1/2)÷ 480
老齢厚生年金平均年収 ÷ 12 × 5.481/1000 × 加入月数(平成15年3月以前の期間も同じ式で概算)
経過的加算1,766円 × 厚生年金の月数(480月まで)− 厚生年金の期間(20〜60歳)の老齢基礎年金
繰上げ・繰下げ上の合計 ×(1 ± 増減率)。加給年金は増減しない
年収の上限月給の上限65万円 × 12 + 賞与の上限150万円 × 2回 = 1,080万円を超える分は入れない

※ 実際の年金は、過去の報酬を年ごとの「再評価率」で直して計算します。厚生労働省の令和8年度の標準的な年金額(平均標準報酬45.5万円で40年、夫婦2人分の老齢基礎年金を含む)は月237,279円で、このページの式で同じ条件を計算すると月240,971円(約1.6%高め)になります。正確な見込み額は「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」で確認してください。

よくある質問

年金はいくらもらえますか。
老齢基礎年金(国民年金)は40年納めると年847,300円(令和8年度、月約70,608円)。会社員・公務員だった人はこれに老齢厚生年金が加わり、平均年収 × 5.481/1000 × 加入月数が目安です。たとえば平均年収500万円で38年なら、厚生年金は年約1,041,390円です。
厚生年金の計算式を教えてください。
報酬比例部分 = 平成15年3月以前の期間:平均標準報酬月額 × 7.125/1000 × 月数 + 平成15年4月以降の期間:平均標準報酬額 × 5.481/1000 × 月数 です(昭和21年4月2日以降生まれ)。平成15年4月以降は賞与も含み、過去の報酬は「再評価率」で今の価値に直して平均します。
国民年金だけだといくらですか。
20歳から60歳まで40年(480月)納めると満額の年847,300円です(令和8年度)。納めた月数が少なければ「満額 × 納めた月数 ÷ 480」。全額免除の月(平成21年4月以降)は半分として数えます。
繰り下げると何%増えますか。損益分岐は何歳ですか。
1か月遅らせるごとに0.7%増え、70歳で42%、75歳で84%増えます(昭和27年4月1日以前生まれは70歳まで)。70歳から受け取ると、65歳から受け取った場合の受取総額を81歳11か月で上回ります(税・社会保険料は考えない場合)。
繰り上げると何%減りますか。
1か月早めるごとに0.4%減り、60歳0か月で24%減ります(昭和37年4月2日以降生まれ。それより前に生まれた人は0.5%、最大30%)。減った額は一生続きます。
年金を受け取るには何年納める必要がありますか。
保険料を納めた期間や免除期間などを合わせた資格期間が10年以上必要です。
加給年金とは何ですか。
厚生年金の加入期間が20年以上ある人に、生計を維持する65歳未満の配偶者がいると加算されます。令和8年度は配偶者で年423,700円(昭和18年4月2日以降生まれ、特別加算を含む)。繰下げても増えず、繰下げで待っている間は受け取れません。
夫婦の年金はいくらですか。
厚生労働省が示す令和8年度の標準的な年金額は、平均的な収入(平均標準報酬45.5万円)で40年間働いた人の老齢厚生年金と、2人分の老齢基礎年金(満額)を合わせて月237,279円です。会社員・公務員に扶養される配偶者(第3号被保険者)の期間は、保険料を納めた期間として老齢基礎年金に入ります。

出典と適用年度

適用年度:令和8年度(2026年4月〜)最終確認:2026年10月2日

日本年金機構
老齢年金ガイド 令和8年度版
厚生労働省
令和8年度の年金額改定についてお知らせします
日本年金機構
年金の繰上げ受給
日本年金機構
年金の繰下げ受給

本ツールの計算結果は概算です。正確な給与計算や税額については、勤務先の人事・経理担当者、または社会保険労務士・税理士にご相談ください。

要点

  • 国民年金の満額
    年847,300円(40年)
  • 厚生年金の目安
    平均年収 × 5.481/1000 × 月数
  • 繰下げは月0.7%増
    70歳で+42%、75歳で+84%
  • 繰上げは月0.4%減
    60歳で−24%(一生続く)
  • 受け取りには10年
    資格期間10年以上