余弦定理・正弦定理の計算:三角形の辺の長さと角度(図つき)

最終確認:2026年10月3日高等学校学習指導要領解説 数学編(数学Ⅰ 図形と計量:正弦定理・余弦定理)

三角形の3辺、2辺と間の角、1辺と2つの角、2辺と1つの角のどれかを入れると、余弦定理・正弦定理で残りの辺と角を出します。面積・外接円の半径、答えが2つになる場合も。入れた数どおりの図つき。

数値を入れる

°
°
°
角 A(3辺 7・5・8)
60°

余弦定理 cos A = (b2 + c2 − a2) ÷ 2bc = 0.5 より A = 60°

辺 a = 7・b = 5・c = 8cm

角 A = 60°・B ≒ 38.21°・C ≒ 81.79°

面積 ≒ 17.3205cm2・外接円の半径 R = a ÷ (2 sin A) ≒ 4.0415cm

三角形ABC: a=7, b=5, c=8, A=60°, B=38.21°, C=81.79°

図(入れた数のとおりに描きます)

7cm5cm8cm60°≒38.2°≒81.8°ABC

余弦定理と正弦定理

定理式使うとき
余弦定理a2 = b2 + c2 − 2bc cos A
cos A = (b2 + c2 − a2) ÷ 2bc
2辺と間の角 → 残りの辺
3辺 → 角
正弦定理a ÷ sin A = b ÷ sin B = c ÷ sin C = 2R1辺と2つの角 → 残りの辺
外接円の半径 R
面積S = 1/2 × b × c × sin A2辺と間の角 → 面積

辺 a は頂点 A の向かいの辺(BC)、辺 b は B の向かい(CA)、辺 c は C の向かい(AB)。

よくある質問

余弦定理とは?
三角形 ABC で a2 = b2 + c2 − 2bc cos A が成り立つ、という定理です。A = 90° なら cos A = 0 で三平方の定理になります。2辺と間の角から残りの辺を、3辺から角を求めるときに使います。
正弦定理とは?
a ÷ sin A = b ÷ sin B = c ÷ sin C = 2R(R は外接円の半径)。1辺と2つの角から残りの辺を求めるときや、外接円の半径を求めるときに使います。
答えが2つになるのはどんなときですか。
2辺と、その間ではない角がわかっているときです。sin B = 0.77 となる角は 50° 付近と 130° 付近の2つあり、どちらでも三角形ができることがあります。この計算機は2つ目の三角形も表示します。
3辺から角度を出すには?
余弦定理を変形した cos A = (b2 + c2 − a2) ÷ 2bc で cos A を出し、そこから角度を求めます。辺が 7・5・8 なら cos A = 1/2 で A = 60° です。
何年生で習いますか。
高校の数学Ⅰ(図形と計量)です(文部科学省 学習指導要領解説)。

出典と適用年度

適用年度:高等学校学習指導要領(平成30年告示)最終確認:2026年10月3日

文部科学省
高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 数学編(数学Ⅰ 図形と計量:三角比、正弦定理・余弦定理)

本ツールの整数・分数の計算は誤差なしで行い、終わりのない小数は表示した桁で四捨五入しています。授業やテストでの答えの書き方(分数のまま・帯分数・根号の形など)は、先生や問題の指示に従ってください。

要点

  • 余弦定理
    a2 = b2 + c2 − 2bc cos A
  • 正弦定理
    a ÷ sin A = 2R
  • 答えが2つ
    2辺と間でない角のとき
  • 習う学年
    高校 数学Ⅰ