不動産投資の利回り計算:表面利回り・経費を引いた実質利回り

最終確認:2026年10月4日不動産の表示に関する公正競争規約施行規則 第9条(46)(不動産公正取引協議会)

物件価格と家賃を入れると、広告に出る表面利回りと、空室・経費・購入時の諸費用を入れた実質の利回り、1年の手残りを出します。広告の「利回り」は「予定家賃 ÷ 物件価格」で、税金や維持費を引く前の数字です。

数値を入れる

万円
万円
%
万円 管理費・修繕積立金・固定資産税など
万円 仲介手数料・登記・不動産取得税など
物件2,000万円・家賃 月10万円の利回り
6.00%

表面利回り = 年間家賃 120万円 ÷ 物件価格 2,000万円 × 100 = 6.00%(満室・経費を引く前)

経費を引いた利回り(いわゆる実質利回り)=(114万円 − 経費 30万円)÷(2,000万円 + 諸費用 150万円)× 100 = 3.91%

1年の手残り(ローン返済・所得税の前)は84万円。購入額を回収するのに約25.6年

入居率95%で計算(満室なら年120万円)

広告の「利回り」は表面利回りです(予定賃料 ÷ 物件価格。税金や維持費を引く前で、家賃収入の保証ではない)

物件2,000万円・家賃月10万円の表面利回りは6.00%、経費を引くと3.91%

表面利回りと実質利回りの違い

利回り計算
表面利回り1年間の予定家賃収入 ÷ 物件価格 × 100。広告の「利回り」はこれ(公正競争規約)
実質利回り(家賃収入 − 年間の経費)÷(物件価格 + 購入時の諸費用)× 100。決まった定義はなく、ここではこの式

※ 公正競争規約では、広告で「利回り」を表示するとき、予定賃料収入が確実に得られる保証はないこと、公租公課などの維持費を引く前であることを明示するよう定めています。

経費と諸費用に入れるもの

  • 年間の経費
    管理費・修繕積立金(区分マンション)、賃貸管理の委託料、固定資産税・都市計画税、火災保険料、修繕費
  • 購入時の諸費用
    仲介手数料、登録免許税・司法書士の報酬、不動産取得税、印紙税、ローンの手数料

よくある質問

表面利回りの計算式は?
年間の家賃収入 ÷ 物件価格 × 100です。2,000万円の物件で家賃が月10万円なら、年120万円 ÷ 2,000万円で6.00%です。不動産広告の「利回り」はこの意味で使うと公正競争規約で決まっています。
実質利回りとは?
空室や管理費・固定資産税などの経費を引いた家賃収入を、物件価格に購入時の諸費用を足した額で割った利回りです。決まった定義はないので、何を引いたかを確かめて比べます。上の例(入居率95%・経費年30万円・諸費用150万円)なら3.91%です。
利回りの目安は?
地域・築年数・物件の種類で大きく違い、公的な目安はありません。表面利回りが高い物件は、空室や修繕のリスクが高いことがあります。
ローンの返済や税金は?
このページの手残りは、ローン返済・所得税・翌年の住民税の前です。不動産所得の税金は、家賃収入から経費と減価償却費を引いた所得にかかります。

出典と適用年度

適用年度:不動産の表示に関する公正競争規約(令和6年10月1日施行の変更まで)最終確認:2026年10月4日

首都圏不動産公正取引協議会
不動産の表示に関する公正競争規約・同施行規則(施行規則第9条(46) 利回りの表示)

本ツールの計算結果は概算です。正確な給与計算や税額については、勤務先の人事・経理担当者、または社会保険労務士・税理士にご相談ください。

要点

  • 表面利回り
    年間家賃 ÷ 物件価格
  • 実質利回り
    (家賃 − 経費)÷(価格 + 諸費用)
  • 広告の利回り
    経費を引く前・保証ではない
  • 例
    2,000万円・月10万円 → 6.00%