たんぱく質の必要量の計算:1日の推奨量と体重1kgあたり(年齢・性別・妊娠中)

最終確認:2026年10月3日厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」たんぱく質

性別・年齢・体重を入れると、1日のたんぱく質の推奨量と、体重から計算した量、目標量(エネルギーの13〜20%)を出します。妊娠中・授乳中の付加量も。

数値を入れる

歳
kg
1日のたんぱく質の推奨量(男性・35歳)
65g

推定平均必要量 50g・推奨量 65g。日本人の食事摂取基準(2025年版)の男性30〜49歳の値

体重70kgで計算すると: 推定平均必要量 0.73 × 70 ≒ 51g、推奨量 0.73 × 1.25 × 70 ≒ 64g

目標量(生活習慣病の予防): エネルギーの13〜20% = 2,756kcal × 13〜20% ÷ 4kcal ≒ 90〜138g(身体活動レベル「ふつう」)

推奨量は、ほとんどの人が必要量を満たす量。推定平均必要量は、半数の人が必要量を満たす量です

耐容上限量は、根拠が十分でないため決められていません(目標量の上限は20%エネルギー)。腎臓の病気などで制限がある人は、医師の指示に従ってください

たんぱく質の推奨量 65g/日(男性・35歳、日本人の食事摂取基準2025年版)

たんぱく質の食事摂取基準(2025年版)

年齢歳男性平均男性推奨女性平均女性推奨目標量%
1〜21520152013〜20
3〜52025202513〜20
6〜72530253013〜20
8〜93040304013〜20
10〜114045405013〜20
12〜145060455513〜20
15〜175065455513〜20
18〜295065405013〜20
30〜495065405013〜20
50〜645065405014〜20
65〜745060405015〜20
75〜5060405015〜20

妊娠中・授乳中の付加量

時期平均必要量推奨量目標量%
妊娠初期+0+013〜20
妊娠中期+5+513〜20
妊娠後期+20+2515〜20
授乳中+15+2015〜20

※ 単位は g/日。「平均」は推定平均必要量、「推奨」は推奨量、目標量はエネルギーに占める割合(%)。厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)の策定ポイント」による。

計算のしかた

指標計算
推定平均必要量(成人)維持必要量 0.66g/kg ÷ 利用効率 90% = 0.73g/kg × 体重
推奨量推定平均必要量 × 1.25(推奨量算定係数)
目標量エネルギー × 13〜20% ÷ 4kcal(たんぱく質1gは4kcal)

報告書「たんぱく質」p.89〜90。表の値は、その年齢の参照体重(平均的な体格)で計算した値です。子どもは成長に使う分(新生組織蓄積量)も足しています。

よくある質問

1日に必要なたんぱく質は何g?
推奨量は、18〜64歳の男性65g・女性50g、65歳以上の男性60g・女性50gです(日本人の食事摂取基準2025年版)。推奨量は、ほとんどの人が必要量を満たす量です。
体重1kgあたり何g?
成人は、たんぱく質の維持必要量 0.66g/kg を、ふだんの食事のたんぱく質の利用効率 90% で割った 0.73g/kg が推定平均必要量で、その1.25倍(約0.91g/kg)が推奨量にあたります。体重60kgなら約55gです。
2025年版ではどう決めていますか。
最新のメタ・アナリシスなどをふまえ、全年齢区分で男女とも同じ維持必要量(0.66g/kg体重/日)を使って推定平均必要量を算定しています(策定ポイント)。
妊娠中・授乳中は?
推奨量に、妊娠初期 +0g、中期 +5g、後期 +25g、授乳中 +20g を足します。目標量は、妊娠初期・中期は13〜20%、後期と授乳中は15〜20%エネルギーです。
目標量とは?
生活習慣病の予防のための量で、エネルギーに占める割合で決められています。1〜49歳は13〜20%、50〜64歳は14〜20%、65歳以上は15〜20%です。65歳以上で食べる量が少ない人も、下限は推奨量以上が望ましいとされています。
とりすぎの上限は?
腎機能への影響などを考える必要はありますが、根拠となる報告が十分でないため、耐容上限量は決められていません。目標量の上限は20%エネルギーです。腎臓の病気などがある人は、医師の指示に従ってください。

出典と適用年度

適用年度:日本人の食事摂取基準(2025年版)最終確認:2026年10月3日

厚生労働省
日本人の食事摂取基準(2025年版)の策定ポイント(たんぱく質の食事摂取基準 p.48〜50、妊婦のエネルギー付加量 p.44)
厚生労働省
日本人の食事摂取基準(2025年版)たんぱく質(維持必要量 0.66g/kg、利用効率 90%、推奨量算定係数 1.25)
厚生労働省
日本人の食事摂取基準(2025年版)エネルギー(表3 基礎代謝基準値・表4 身体活動レベル)

本ツールの判定は目安です。診断ではありません。体重や健康のことは、医師・保健師・管理栄養士などにご相談ください。

要点

  • 推奨量(18〜64歳)
    男性65g・女性50g
  • 体重1kgあたり
    推定平均必要量 0.73g・推奨量 約0.91g
  • 目標量
    エネルギーの13〜20%
  • 妊娠後期
    +25g