たんぱく質の必要量の計算:1日の推奨量と体重1kgあたり(年齢・性別・妊娠中)
性別・年齢・体重を入れると、1日のたんぱく質の推奨量と、体重から計算した量、目標量(エネルギーの13〜20%)を出します。妊娠中・授乳中の付加量も。
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- 歳
- kg
1日のたんぱく質の推奨量(男性・35歳)
65g
推定平均必要量 50g・推奨量 65g。日本人の食事摂取基準(2025年版)の男性30〜49歳の値
体重70kgで計算すると: 推定平均必要量 0.73 × 70 ≒ 51g、推奨量 0.73 × 1.25 × 70 ≒ 64g
目標量(生活習慣病の予防): エネルギーの13〜20% = 2,756kcal × 13〜20% ÷ 4kcal ≒ 90〜138g(身体活動レベル「ふつう」)
推奨量は、ほとんどの人が必要量を満たす量。推定平均必要量は、半数の人が必要量を満たす量です
耐容上限量は、根拠が十分でないため決められていません(目標量の上限は20%エネルギー)。腎臓の病気などで制限がある人は、医師の指示に従ってください
たんぱく質の推奨量 65g/日(男性・35歳、日本人の食事摂取基準2025年版)たんぱく質の食事摂取基準(2025年版)
| 年齢歳 | 男性平均 | 男性推奨 | 女性平均 | 女性推奨 | 目標量% |
|---|---|---|---|---|---|
| 1〜2 | 15 | 20 | 15 | 20 | 13〜20 |
| 3〜5 | 20 | 25 | 20 | 25 | 13〜20 |
| 6〜7 | 25 | 30 | 25 | 30 | 13〜20 |
| 8〜9 | 30 | 40 | 30 | 40 | 13〜20 |
| 10〜11 | 40 | 45 | 40 | 50 | 13〜20 |
| 12〜14 | 50 | 60 | 45 | 55 | 13〜20 |
| 15〜17 | 50 | 65 | 45 | 55 | 13〜20 |
| 18〜29 | 50 | 65 | 40 | 50 | 13〜20 |
| 30〜49 | 50 | 65 | 40 | 50 | 13〜20 |
| 50〜64 | 50 | 65 | 40 | 50 | 14〜20 |
| 65〜74 | 50 | 60 | 40 | 50 | 15〜20 |
| 75〜 | 50 | 60 | 40 | 50 | 15〜20 |
妊娠中・授乳中の付加量
| 時期 | 平均必要量 | 推奨量 | 目標量% |
|---|---|---|---|
| 妊娠初期 | +0 | +0 | 13〜20 |
| 妊娠中期 | +5 | +5 | 13〜20 |
| 妊娠後期 | +20 | +25 | 15〜20 |
| 授乳中 | +15 | +20 | 15〜20 |
※ 単位は g/日。「平均」は推定平均必要量、「推奨」は推奨量、目標量はエネルギーに占める割合(%)。厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)の策定ポイント」による。
計算のしかた
| 指標 | 計算 |
|---|---|
| 推定平均必要量(成人) | 維持必要量 0.66g/kg ÷ 利用効率 90% = 0.73g/kg × 体重 |
| 推奨量 | 推定平均必要量 × 1.25(推奨量算定係数) |
| 目標量 | エネルギー × 13〜20% ÷ 4kcal(たんぱく質1gは4kcal) |
報告書「たんぱく質」p.89〜90。表の値は、その年齢の参照体重(平均的な体格)で計算した値です。子どもは成長に使う分(新生組織蓄積量)も足しています。
よくある質問
1日に必要なたんぱく質は何g?
推奨量は、18〜64歳の男性65g・女性50g、65歳以上の男性60g・女性50gです(日本人の食事摂取基準2025年版)。推奨量は、ほとんどの人が必要量を満たす量です。
体重1kgあたり何g?
成人は、たんぱく質の維持必要量 0.66g/kg を、ふだんの食事のたんぱく質の利用効率 90% で割った 0.73g/kg が推定平均必要量で、その1.25倍(約0.91g/kg)が推奨量にあたります。体重60kgなら約55gです。
2025年版ではどう決めていますか。
最新のメタ・アナリシスなどをふまえ、全年齢区分で男女とも同じ維持必要量(0.66g/kg体重/日)を使って推定平均必要量を算定しています(策定ポイント)。
妊娠中・授乳中は?
推奨量に、妊娠初期 +0g、中期 +5g、後期 +25g、授乳中 +20g を足します。目標量は、妊娠初期・中期は13〜20%、後期と授乳中は15〜20%エネルギーです。
目標量とは?
生活習慣病の予防のための量で、エネルギーに占める割合で決められています。1〜49歳は13〜20%、50〜64歳は14〜20%、65歳以上は15〜20%です。65歳以上で食べる量が少ない人も、下限は推奨量以上が望ましいとされています。
とりすぎの上限は?
腎機能への影響などを考える必要はありますが、根拠となる報告が十分でないため、耐容上限量は決められていません。目標量の上限は20%エネルギーです。腎臓の病気などがある人は、医師の指示に従ってください。
出典と適用年度
- 厚生労働省
- 日本人の食事摂取基準(2025年版)の策定ポイント(たんぱく質の食事摂取基準 p.48〜50、妊婦のエネルギー付加量 p.44)
- 厚生労働省
- 日本人の食事摂取基準(2025年版)たんぱく質(維持必要量 0.66g/kg、利用効率 90%、推奨量算定係数 1.25)
- 厚生労働省
- 日本人の食事摂取基準(2025年版)エネルギー(表3 基礎代謝基準値・表4 身体活動レベル)
本ツールの判定は目安です。診断ではありません。体重や健康のことは、医師・保健師・管理栄養士などにご相談ください。
要点
- 推奨量(18〜64歳)
男性65g・女性50g - 体重1kgあたり
推定平均必要量 0.73g・推奨量 約0.91g - 目標量
エネルギーの13〜20% - 妊娠後期
+25g