濃度の計算:食塩水の濃度・混ぜたとき・薄め方(ppm)

最終確認:2026年10月3日計量単位令(質量百分率・質量百万分率)・文部科学省 中学校学習指導要領解説 理科編・厚生労働省

食塩と水の量から質量パーセント濃度を出します。食塩の量の逆算、2つの食塩水を混ぜたときの濃度、塩素系漂白剤などの原液を ppm に薄める量(厚生労働省の資料と同じ計算)も。

数値を入れる

g
g
g
%
食塩 20g + 水 80g の濃度
20%

食塩水 = 食塩 + 水 = 20 + 80 = 100g

濃度 = 食塩 ÷ 食塩水 × 100 = 20 ÷ 100 × 100 = 20%

水の量 80g で割るのではなく、食塩水全体(食塩 + 水)で割ります。ppm では 200,000ppm

食塩20g+水80gの濃度は20%

濃度の公式

求めるもの式
濃度(%)食塩 ÷ 食塩水 × 100(食塩水 = 食塩 + 水)
食塩の量食塩水 × 濃度 ÷ 100
混ぜたときの濃度食塩の合計 ÷ 食塩水の合計 × 100
ppm1% = 10,000ppm(百分の一と百万分の一)

計量単位令では、質量百分率(%)を「その質量の百分の一の成分を含む濃度」、質量百万分率(ppm)を「百万分の一」と定めています。水溶液の質量パーセント濃度は中学1年の理科で学びます。

塩素系漂白剤の薄め方(厚生労働省の資料)

製品の濃度200ppm1000ppm
12%(一般的な業務用)5ml25ml
6%(一般的な家庭用)10ml50ml
1%60ml300ml

どれも水 3L に加える液の量。200ppm は食器・カーテンなどの消毒や拭き取り、1000ppm はおう吐物などの廃棄(袋の中で浸す)に使います(厚生労働省「ノロウイルス 食品を取扱う方々へ」)。製品ごとに濃度が違うので表示を確かめ、酸性のものに原液を直接かけないなど「使用上の注意」を守ってください。

よくある質問

濃度の求め方は?
濃度(%)= 食塩 ÷ 食塩水 × 100。食塩水は食塩と水を合わせた量です。食塩 20g を水 80g にとかすと、20 ÷ 100 × 100 = 20%(水の 80g でわるのではありません)。
2つの食塩水を混ぜた濃度は?
濃度どうしを平均するのではなく、食塩の量の合計 ÷ 食塩水の量の合計で求めます。5% を 100g と 10% を 300g なら、食塩は 5 + 30 = 35g、食塩水 400g で 8.75%。
ppm とは?
百万分の一を表す単位で、1% = 10,000ppm。200ppm は 0.02%、1000ppm は 0.1% です。
家庭用の漂白剤で 200ppm の消毒液を作るには?
厚生労働省の資料では、6%(一般的な家庭用)なら水 3L に 10ml です。計算は 原液の量 = 作りたい濃度 × 水の量 ÷ 原液の濃度 = 200 × 3,000 ÷ 60,000 = 10ml。製品の表示と使用上の注意を必ず確かめてください。

出典と適用年度

適用年度:計量単位令・中学校学習指導要領(平成29年告示)最終確認:2026年10月3日

e-Gov法令検索
計量単位令(濃度: 質量百分率・質量百万分率の定義)
文部科学省
中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 理科編(第1学年 水溶液:質量パーセント濃度)
厚生労働省
ノロウイルス 食品を取扱う方々へ(塩素消毒の方法: 200ppm・1000ppm の塩素液の作り方)

本ツールの整数・分数の計算は誤差なしで行い、終わりのない小数は表示した桁で四捨五入しています。授業やテストでの答えの書き方(分数のまま・帯分数・根号の形など)は、先生や問題の指示に従ってください。

要点

  • 濃度
    食塩 ÷ (食塩 + 水) × 100
  • 食塩の量
    食塩水 × 濃度 ÷ 100
  • 1%
    10,000ppm
  • 6% で 200ppm
    水 3L に 10ml