内申点の計算:都道府県ごとの数え方(東京・神奈川・大阪など12都道府県)
中1〜中3の通知表の評定を入れると、志望する都道府県の数え方で内申点を出します。同じ成績を12都道府県の数え方で並べた表と、中1・中2の成績がどこまで響くかの比較つき。
都道府県と評定を入れる
- 志望校の募集要項に書かれています
| 教科 | 中1 | 中2 | 中3 |
|---|---|---|---|
| 国語 | |||
| 社会 | |||
| 数学 | |||
| 理科 | |||
| 英語 | |||
| 音楽 | |||
| 美術 | |||
| 保健体育 | |||
| 技術・家庭 |
※ 評定は5段階(通知表の数字)。中3の評定は、学年末を待たずに、それまでの成績で決まります(静岡県は第2学期末まで、兵庫県は第1・第2学期の成績を十分参考にして決めます)。
中3(5教科21+実技15×2) = 51
調査書点(7:3の学校)は 51 ÷ 65 × 300 = 約235.4点(300点満点)です
学力検査と調査書の比率は原則7:3です。換算内申を300点満点に直した「調査書点」と学力検査(700点)の計1,000点に、英語スピーキングテスト(ESAT-J)の20点を加えます。
東京都の令和9年度(2027年4月入学)入学者選抜の要綱で確認した数え方です。学科や学校によって違うことがあるので、志望校の募集要項で確かめてください
東京都の換算内申は51点(65点満点)本サイトは公的機関ではありません。各都道府県の教育委員会(公立高等学校入学者選抜の要綱・要項)が公表している資料を出典として引用している、独立した民間のサイトです。
個人情報の入力は一切不要です。氏名・住所・電話番号・メールアドレス・口座番号・マイナンバー・パスワードを求めることはありません。入力した数値はお使いのブラウザの中だけで計算され、送信も保存もされません。
この成績を12都道府県の数え方で計算すると
| 都道府県 | 学年の比率中1:中2:中3 | 内申点 | 満点に対して |
|---|---|---|---|
| 東京都 | 中3のみ | 51/65 | 78.5% |
| 神奈川県 | 中2:中3=1:2 | 105/135 | 77.8% |
| 千葉県 | 1:1:1 | 101/135 | 74.8% |
| 埼玉県 | 1:1:1 | 101/135 | 74.8% |
| 大阪府 | 2:2:6 | 346/450 | 76.9% |
| 京都府 | 1:1:1 | 144/195 | 73.8% |
| 愛知県 | 中3のみ×2 | 72/90 | 80.0% |
| 兵庫県 | 中3のみ | 196.5/250 | 78.6% |
| 北海道 | 2:2:3 | 238/315 | 75.6% |
| 静岡県 | 中3のみ | 36/45 | 80.0% |
| 広島県 | 1:1:3 | 173/225 | 76.9% |
| 福岡県 | 中3のみ | 36/45 | 80.0% |
※ 学校ごとに選ぶ方式は、千葉県K=1、埼玉県1:1:1、大阪府タイプⅢ、京都府は共通枠で計算しています。上の評定を変えると、この表も変わります。
12都道府県の内申点の数え方
| 都道府県 | 学年の比率中1:中2:中3 | 教科の倍率 | 満点 |
|---|---|---|---|
| 東京都 | 中3のみ | 実技×2 | 65点 |
| 神奈川県 | 中2:中3=1:2 | 9教科とも1倍 | 135点 |
| 千葉県 | 1:1:1 | 9教科とも1倍 | 135点 |
| 埼玉県 | 1:1:1 | 9教科とも1倍 | 135点 |
| 大阪府 | 2:2:6 | 9教科とも1倍 | 450点 |
| 京都府 | 1:1:1 | 実技×2 | 195点 |
| 愛知県 | 中3のみ×2 | 9教科とも1倍 | 90点 |
| 兵庫県 | 中3のみ | 5教科×4 実技×7.5 | 250点 |
| 北海道 | 2:2:3 | 9教科とも1倍 | 315点 |
| 静岡県 | 中3のみ | 9教科とも1倍 | 45点 |
| 広島県 | 1:1:3 | 9教科とも1倍 | 225点 |
| 福岡県 | 中3のみ | 9教科とも1倍 | 45点 |
※ 公立高校・全日制・普通科の、学力検査を行う一般の選抜。埼玉県の学年の倍率(1:1:1〜1:1:3)、千葉県のK、大阪府のタイプは学校ごとに違います。兵庫県は令和4年度、福岡県は令和8年度の要綱・要項によります。
中1・中2の成績はどこまで響く?
中1・中2はオール3で中3にオール5になった人と、中1・中2はオール5で中3にオール3になった人を、それぞれの数え方で比べました。中3だけを使う都県では、中3で伸びた人が満点の100%、中3で下がった人が60%です。大阪府は中3が6倍なので、中3で伸びた人が上になります。中1から同じ重さで数える千葉県・埼玉県(1:1:1)・京都府では反対に、中1・中2の成績がよかった人のほうが上です。
| 都道府県 | 中3で伸びた人3→3→5 | 中3で下がった人5→5→3 |
|---|---|---|
| 東京都 | 100.0% | 60.0% |
| 神奈川県 | 86.7% | 73.3% |
| 千葉県 | 73.3% | 86.7% |
| 埼玉県 | 73.3% | 86.7% |
| 大阪府 | 84.0% | 76.0% |
| 京都府 | 73.3% | 86.7% |
| 愛知県 | 100.0% | 60.0% |
| 兵庫県 | 100.0% | 60.0% |
| 北海道 | 77.1% | 82.9% |
| 静岡県 | 100.0% | 60.0% |
| 広島県 | 84.0% | 76.0% |
| 福岡県 | 100.0% | 60.0% |
※ 9教科すべてが同じ評定の場合。満点に対する割合で比べています。
このページで計算しないもの
- 学科ごとの傾斜:愛知県の音楽科・美術科・スポーツ科学科など、特定の教科を1.5倍にする学科があります。神奈川県でも、学校が3教科まで2倍にすることがあります。
- 推薦・特色選抜:一般の選抜とは別の数え方です(埼玉県の特色選抜、京都府の独自枠の学校ごとの配点など)。
- 学力検査との合計:比率や合わせ方は学校ごとに決まるので、内申点の部分だけを出しています。
内申点の計算ガイド:使い方と都道府県による違いの見方
通知表の評定(5段階)を中1から中3まで入れて、公立高校の入試で使われる内申点を、都道府県ごとの数え方で出すページです。志望する都道府県を選ぶと、その満点と式が出ます。
こんなときに使えます
- 志望校の入試で、自分の内申点が満点のどのくらいか知りたいとき
- 中3の2学期の成績が1つ上がると、内申点がいくつ変わるか試したいとき
- 引っ越しで受験する都道府県が変わり、数え方の違いを知りたいとき
使い方
- 「都道府県」で、受験する高校のある都道府県を選びます。千葉県・埼玉県・大阪府・京都府は、学校ごとの方式も選びます。
- 通知表を見ながら、9教科の評定を中1・中2・中3の列に入れます。使わない学年の列は薄く表示されます。
- 結果の式で、5教科と実技4教科の合計と倍率を確かめます。下の表で、同じ成績が12都道府県の数え方でいくつになるかも見られます。
計算の例
3学年とも5教科がオール4、実技4教科がオール3の生徒なら、東京都の換算内申は中3だけで 20 + 12 × 2 = 44(65点満点)です。
同じ成績でも、神奈川県は中2 + 中3 × 2 で96(135点満点)、大阪府は中1・中2を2倍、中3を6倍して320(450点満点)です。実技を2倍する東京都では、実技が3だと満点に対する割合が67.7%と、ほかの県(71.1%)より低くなります。
気をつけたいこと
- 学科によって特定の教科を重くする県や、学校が独自に配点を決める枠があります。最後は志望校の募集要項で確かめてください。
- 内申点は合否の材料の一つで、学力検査・面接などとの比率は学校ごとに違います。
- 中3の評定は、学年の終わりより前の成績で決まります。いつまでの成績かは都道府県によって違います。
よくある質問
内申点とは何ですか。
東京都の換算内申はどう計算しますか。
中1・中2の成績は内申点に入りますか。
実技4教科は何倍になりますか。
大阪府のタイプⅠ〜Ⅴとは何ですか。
北海道の内申点のA〜Mとは何ですか。
京都府は令和9年度から何が変わりましたか。
ここにない県の内申点は?
出典と適用年度
- 東京都教育委員会
- 令和9年度東京都立高等学校入学者選抜実施要綱(第2-10 学力検査に基づく選抜:調査書点・換算内申)
- 神奈川県教育委員会
- 令和9年度神奈川県公立高等学校の入学者の募集及び選抜実施要領(A=第2学年の評定の合計+第3学年の評定の合計×2、100点満点に換算して小数第3位を四捨五入)
- 千葉県教育委員会
- 令和9年度千葉県公立高等学校入学者選抜実施要項(一般入学者選抜:調査書の評定の全学年の合計値×K)
- 埼玉県教育委員会
- 令和9年度埼玉県公立高等学校入学者選抜要領(共通選抜:各学年45点 × 学年の比率、200・300・400点に換算して小数第1位を四捨五入)
- 大阪府教育委員会
- 令和9年度 一般入学者選抜(全日制の課程)選抜の方法(9教科の評定 各50点:3学年×6+2学年×2+1学年×2、タイプⅠ〜Ⅴ)
- 京都府教育委員会
- 令和9年度京都府公立高等学校入学者選抜要項(前期選抜 共通枠:第1〜第3学年の評定の合計、実技4教科は2倍)
- 愛知県教育委員会
- 令和9年度愛知県公立高等学校入学者選抜方法の基本方針及び基本事項について(評定得点:評定合計×2、最高90点)
- 兵庫県教育委員会
- 令和4年度兵庫県公立高等学校入学者選抜要綱(判定資料(A):第3学年の5教科×4+4教科×7.5、総配点250点。判定資料(C)と同等に取り扱う)
- 北海道教育委員会
- 令和9年度公立高等学校入学者選抜 一般入学者選抜要項(学習点:第1・第2学年×2、第3学年×3、最高315。相関表A〜M)
- 静岡県教育委員会
- 令和9年度静岡県公立高等学校入学者選抜実施要領(共通枠:9教科の評定合計)
- 広島県教育委員会
- 令和9年度広島県公立高等学校入学者選抜の基本方針(一般選抜:調査書の評定は第1・第2学年×1、第3学年×3、225点満点)
- 福岡県教育委員会
- 令和8年度福岡県立高等学校入学者選抜要項(第3学年の各教科の評定の合計)
本ツールの計算は、各都道府県の教育委員会が公表した入学者選抜の要綱・要項による内申点(調査書の評定)の目安です。学科や学校によって数え方や配点が違うことがあり、合否は学力検査や面接などと合わせて決まります。志望校の募集要項と、中学校の先生の説明を確かめてください。
要点
- 中3だけ
東京・愛知・兵庫・静岡・福岡 - 中1から
大阪・北海道・広島・千葉・埼玉・京都 - 中2と中3
神奈川(中3を2倍) - 実技を重く
東京・京都(共通枠)は2倍 - 満点
45点(静岡・福岡)〜450点(大阪)