内申点の計算:都道府県ごとの数え方(東京・神奈川・大阪など12都道府県)

最終確認:2026年10月15日各都道府県教育委員会の令和9年度(2027年4月入学)入学者選抜の要綱・要項

中1〜中3の通知表の評定を入れると、志望する都道府県の数え方で内申点を出します。同じ成績を12都道府県の数え方で並べた表と、中1・中2の成績がどこまで響くかの比較つき。

都道府県と評定を入れる

教科中1中2中3
国語
社会
数学
理科
英語
音楽
美術
保健体育
技術・家庭

※ 評定は5段階(通知表の数字)。中3の評定は、学年末を待たずに、それまでの成績で決まります(静岡県は第2学期末まで、兵庫県は第1・第2学期の成績を十分参考にして決めます)。

東京都の換算内申
51/65

中3(5教科21+実技15×2) = 51

調査書点(7:3の学校)は 51 ÷ 65 × 300 = 約235.4点(300点満点)です

学力検査と調査書の比率は原則7:3です。換算内申を300点満点に直した「調査書点」と学力検査(700点)の計1,000点に、英語スピーキングテスト(ESAT-J)の20点を加えます。

東京都の令和9年度(2027年4月入学)入学者選抜の要綱で確認した数え方です。学科や学校によって違うことがあるので、志望校の募集要項で確かめてください

東京都の換算内申は51点(65点満点)

本サイトは公的機関ではありません。各都道府県の教育委員会(公立高等学校入学者選抜の要綱・要項)が公表している資料を出典として引用している、独立した民間のサイトです。

個人情報の入力は一切不要です。氏名・住所・電話番号・メールアドレス・口座番号・マイナンバー・パスワードを求めることはありません。入力した数値はお使いのブラウザの中だけで計算され、送信も保存もされません。

ソフトのインストールやファイルのダウンロードを求めることもありません。運営者情報 お問い合わせ

この成績を12都道府県の数え方で計算すると

都道府県学年の比率中1:中2:中3内申点満点に対して
東京都中3のみ51/6578.5%
神奈川県中2:中3=1:2105/13577.8%
千葉県1:1:1101/13574.8%
埼玉県1:1:1101/13574.8%
大阪府2:2:6346/45076.9%
京都府1:1:1144/19573.8%
愛知県中3のみ×272/9080.0%
兵庫県中3のみ196.5/25078.6%
北海道2:2:3238/31575.6%
静岡県中3のみ36/4580.0%
広島県1:1:3173/22576.9%
福岡県中3のみ36/4580.0%

※ 学校ごとに選ぶ方式は、千葉県K=1、埼玉県1:1:1、大阪府タイプⅢ、京都府は共通枠で計算しています。上の評定を変えると、この表も変わります。

12都道府県の内申点の数え方

都道府県学年の比率中1:中2:中3教科の倍率満点
東京都中3のみ実技×265点
神奈川県中2:中3=1:29教科とも1倍135点
千葉県1:1:19教科とも1倍135点
埼玉県1:1:19教科とも1倍135点
大阪府2:2:69教科とも1倍450点
京都府1:1:1実技×2195点
愛知県中3のみ×29教科とも1倍90点
兵庫県中3のみ5教科×4
実技×7.5
250点
北海道2:2:39教科とも1倍315点
静岡県中3のみ9教科とも1倍45点
広島県1:1:39教科とも1倍225点
福岡県中3のみ9教科とも1倍45点

※ 公立高校・全日制・普通科の、学力検査を行う一般の選抜。埼玉県の学年の倍率(1:1:1〜1:1:3)、千葉県のK、大阪府のタイプは学校ごとに違います。兵庫県は令和4年度、福岡県は令和8年度の要綱・要項によります。

中1・中2の成績はどこまで響く?

中1・中2はオール3で中3にオール5になった人と、中1・中2はオール5で中3にオール3になった人を、それぞれの数え方で比べました。中3だけを使う都県では、中3で伸びた人が満点の100%、中3で下がった人が60%です。大阪府は中3が6倍なので、中3で伸びた人が上になります。中1から同じ重さで数える千葉県・埼玉県(1:1:1)・京都府では反対に、中1・中2の成績がよかった人のほうが上です。

都道府県中3で伸びた人3→3→5中3で下がった人5→5→3
東京都100.0%60.0%
神奈川県86.7%73.3%
千葉県73.3%86.7%
埼玉県73.3%86.7%
大阪府84.0%76.0%
京都府73.3%86.7%
愛知県100.0%60.0%
兵庫県100.0%60.0%
北海道77.1%82.9%
静岡県100.0%60.0%
広島県84.0%76.0%
福岡県100.0%60.0%

※ 9教科すべてが同じ評定の場合。満点に対する割合で比べています。

このページで計算しないもの

  • 学科ごとの傾斜:愛知県の音楽科・美術科・スポーツ科学科など、特定の教科を1.5倍にする学科があります。神奈川県でも、学校が3教科まで2倍にすることがあります。
  • 推薦・特色選抜:一般の選抜とは別の数え方です(埼玉県の特色選抜、京都府の独自枠の学校ごとの配点など)。
  • 学力検査との合計:比率や合わせ方は学校ごとに決まるので、内申点の部分だけを出しています。

内申点の計算ガイド:使い方と都道府県による違いの見方

通知表の評定(5段階)を中1から中3まで入れて、公立高校の入試で使われる内申点を、都道府県ごとの数え方で出すページです。志望する都道府県を選ぶと、その満点と式が出ます。

こんなときに使えます

  • 志望校の入試で、自分の内申点が満点のどのくらいか知りたいとき
  • 中3の2学期の成績が1つ上がると、内申点がいくつ変わるか試したいとき
  • 引っ越しで受験する都道府県が変わり、数え方の違いを知りたいとき

使い方

  1. 「都道府県」で、受験する高校のある都道府県を選びます。千葉県・埼玉県・大阪府・京都府は、学校ごとの方式も選びます。
  2. 通知表を見ながら、9教科の評定を中1・中2・中3の列に入れます。使わない学年の列は薄く表示されます。
  3. 結果の式で、5教科と実技4教科の合計と倍率を確かめます。下の表で、同じ成績が12都道府県の数え方でいくつになるかも見られます。

計算の例

3学年とも5教科がオール4、実技4教科がオール3の生徒なら、東京都の換算内申は中3だけで 20 + 12 × 2 = 44(65点満点)です。

同じ成績でも、神奈川県は中2 + 中3 × 2 で96(135点満点)、大阪府は中1・中2を2倍、中3を6倍して320(450点満点)です。実技を2倍する東京都では、実技が3だと満点に対する割合が67.7%と、ほかの県(71.1%)より低くなります。

気をつけたいこと

  • 学科によって特定の教科を重くする県や、学校が独自に配点を決める枠があります。最後は志望校の募集要項で確かめてください。
  • 内申点は合否の材料の一つで、学力検査・面接などとの比率は学校ごとに違います。
  • 中3の評定は、学年の終わりより前の成績で決まります。いつまでの成績かは都道府県によって違います。

よくある質問

内申点とは何ですか。
中学校が高校に出す調査書(京都府では報告書)に書かれる、各教科の成績(評定、5段階)を点数にしたものです。どの学年の成績を使い、どの教科を何倍するかは都道府県ごとに決まっていて、同じ成績でも点数と満点が変わります。
東京都の換算内申はどう計算しますか。
中3の評定だけを使い、国語・社会・数学・理科・英語の5教科はそのまま、音楽・美術・保健体育・技術・家庭の4教科は2倍して足します。満点は65点です。学力検査と調査書の比率が7:3の学校では、これを300点満点に換算して「調査書点」にします(例の成績なら51点で、約235.4点)。
中1・中2の成績は内申点に入りますか。
このページで扱う12都道府県のうち、東京都・愛知県・兵庫県・静岡県・福岡県は中3だけです。神奈川県は中2と中3(中3を2倍)、大阪府・北海道・広島県・千葉県・埼玉県・京都府は中1から入ります。大阪府は中3を6倍、中1・中2を2倍するので、中3の比重が大きくなります。
実技4教科は何倍になりますか。
東京都と京都府(共通枠)は2倍、兵庫県は7.5倍(5教科は4倍)です。そのほかの9道府県は、普通科なら9教科とも同じ重さです。愛知県の音楽科・美術科など、学科によって特定の教科を重くするところもあります。
大阪府のタイプⅠ〜Ⅴとは何ですか。
調査書の評定(450点)と学力検査(450点)に掛ける倍率の組み合わせで、学校が選びます。タイプⅠは調査書0.6倍・学力検査1.4倍、タイプⅤは調査書1.4倍・学力検査0.6倍で、どれも合計900点です。例の成績(346点)なら、タイプⅠで208点、タイプⅤで484点になります。
北海道の内申点のA〜Mとは何ですか。
中1・中2を2倍、中3を3倍した315点満点の内申点を、上から20点ごとにA〜Mの13段階に分けたものです(Aは315〜296点、Mは75点以下)。学力検査の点と組み合わせた相関表で選抜します。例の成績は238点で、段階Dです。
京都府は令和9年度から何が変わりましたか。
前期選抜と中期選抜が一つの「前期選抜」になり、その中に独自枠と共通枠ができました。共通枠の報告書は中1〜中3の評定の合計で、実技4教科を2倍した195点満点です。独自枠は原則135点で、学校によって配点が違います。
ここにない県の内申点は?
都道府県の教育委員会が公表している入学者選抜の要綱・要項(実施要項)に、調査書の評定の扱いが書かれています。このページでは、要綱・要項で数え方を確かめられた12都道府県だけを載せています(令和9年度。兵庫県は令和4年度、福岡県は令和8年度)。

出典と適用年度

適用年度:令和9年度(2027年4月入学)公立高等学校入学者選抜(兵庫県は令和4年度、福岡県は令和8年度)最終確認:2026年10月15日

東京都教育委員会
令和9年度東京都立高等学校入学者選抜実施要綱(第2-10 学力検査に基づく選抜:調査書点・換算内申)
神奈川県教育委員会
令和9年度神奈川県公立高等学校の入学者の募集及び選抜実施要領(A=第2学年の評定の合計+第3学年の評定の合計×2、100点満点に換算して小数第3位を四捨五入)
千葉県教育委員会
令和9年度千葉県公立高等学校入学者選抜実施要項(一般入学者選抜:調査書の評定の全学年の合計値×K)
埼玉県教育委員会
令和9年度埼玉県公立高等学校入学者選抜要領(共通選抜:各学年45点 × 学年の比率、200・300・400点に換算して小数第1位を四捨五入)
大阪府教育委員会
令和9年度 一般入学者選抜(全日制の課程)選抜の方法(9教科の評定 各50点:3学年×6+2学年×2+1学年×2、タイプⅠ〜Ⅴ)
京都府教育委員会
令和9年度京都府公立高等学校入学者選抜要項(前期選抜 共通枠:第1〜第3学年の評定の合計、実技4教科は2倍)
愛知県教育委員会
令和9年度愛知県公立高等学校入学者選抜方法の基本方針及び基本事項について(評定得点:評定合計×2、最高90点)
兵庫県教育委員会
令和4年度兵庫県公立高等学校入学者選抜要綱(判定資料(A):第3学年の5教科×4+4教科×7.5、総配点250点。判定資料(C)と同等に取り扱う)
北海道教育委員会
令和9年度公立高等学校入学者選抜 一般入学者選抜要項(学習点:第1・第2学年×2、第3学年×3、最高315。相関表A〜M)
静岡県教育委員会
令和9年度静岡県公立高等学校入学者選抜実施要領(共通枠:9教科の評定合計)
広島県教育委員会
令和9年度広島県公立高等学校入学者選抜の基本方針(一般選抜:調査書の評定は第1・第2学年×1、第3学年×3、225点満点)
福岡県教育委員会
令和8年度福岡県立高等学校入学者選抜要項(第3学年の各教科の評定の合計)

本ツールの計算は、各都道府県の教育委員会が公表した入学者選抜の要綱・要項による内申点(調査書の評定)の目安です。学科や学校によって数え方や配点が違うことがあり、合否は学力検査や面接などと合わせて決まります。志望校の募集要項と、中学校の先生の説明を確かめてください。

作成:計算24の運営者(AIを含むツールで作成し、主な数値は出典の計算例・早見表と照合するテストで確かめてから公開しています。公開後に運営者が内容を確認し、誤りは見つけしだい直します) このサイトの作り方

要点

  • 中3だけ
    東京・愛知・兵庫・静岡・福岡
  • 中1から
    大阪・北海道・広島・千葉・埼玉・京都
  • 中2と中3
    神奈川(中3を2倍)
  • 実技を重く
    東京・京都(共通枠)は2倍
  • 満点
    45点(静岡・福岡)〜450点(大阪)