住民税非課税世帯になる年収の計算:給与・年金・家族の人数と級地で上限を出す

最終確認:2026年10月15日令和8年度(2025年の収入)・令和9年度(2026年の収入)/地方税法第295条・市区町村の非課税限度額

住民税(均等割)がかからない収入の上限を、収入の種類(給与・年金)、家族の人数、住んでいる市区町村の級地から出します。世帯の全員が住民税非課税なら「住民税非課税世帯」です。令和9年度(2026年の収入で判定)からは給与所得控除が74万円になり、給与だけの単身者(1級地)の上限は110万円から119万円に上がります。

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万円 給与は額面、年金は年額
人
住民税(均等割)が非課税になる収入の上限
110万円

合計所得が450,000円以下なら非課税(1人で計算)。給与だけなら、年収およそ110万円までです

入力した収入(所得350,000円)は非課税の範囲です

「非課税世帯」は、世帯の全員が住民税(均等割)非課税のときです。働いている家族がいれば、その人も上限以下である必要があります

令和8年度(2026年6月〜)は2025年の収入で判定します

住民税非課税の目安:給与だけなら年収およそ110万円まで(1人・1級地)

家族の人数別・非課税になる収入の上限(1級地)

世帯合計所得の上限給与だけ
令和8年度
給与だけ
令和9年度
年金だけ
65歳以上
単身450,000円110万円119万円155万円
夫婦(配偶者を扶養)1,010,000円166万円175万円211万円
夫婦と子1人1,360,000円205.9万円210万円246万円
夫婦と子2人1,710,000円255.9万円255.9万円281万円

※ 収入を稼ぐ人が1人で、ほかの家族に収入がないときの、その人の年収の上限です。上の「級地」を変えると表も変わります。子は扶養親族として数えています。

住民税非課税世帯の判定のしかた

  • 前年の所得で決まります:住民税は前年の所得にかかり、翌年6月から納めます。非課税かどうかも同じで、令和8年度(2026年6月〜2027年5月)は2025年1〜12月の所得、令和9年度は2026年の所得で判定します。
  • 世帯の全員が非課税であること:働いている子や、年金を受け取っている親がいれば、その人も上限以下である必要があります。
  • 収入ではなく所得で判定します:給与は収入 − 給与所得控除、年金は収入 − 公的年金等控除です。遺族年金と障害年金は非課税なので、収入に入れません。
  • 上限の式:35万円 × 人数(本人・扶養している配偶者・扶養親族)+ 10万円、扶養している人がいれば+21万円(1級地)。
  • 障害者・未成年者・寡婦・ひとり親:合計所得135万円以下なら非課税です。給与だけなら令和8年度は年収204.3万円、令和9年度は209万円までです。

級地で変わる非課税の上限

均等割の非課税の上限は、生活保護の級地区分に合わせて市区町村ごとに決まっています。10万円の部分は級地で変わりません。

級地1人あたり扶養がいるときの加算単身の上限(所得)
1級地35万円21万円45万円
2級地31.5万円18.9万円41.5万円
3級地28万円16.8万円38万円

東京23区や大都市の多くは1級地です。自分の市区町村の級地と上限は、市区町村の「住民税がかからない人(非課税)」のページで確かめられます。所得割の非課税(35万円 × 人数 + 10万円、扶養がいれば+32万円)は級地で変わりません。

住民税非課税世帯の計算ガイド:使い方と、収入の数え方

住民税が非課税になる収入の上限を、家族の人数と住んでいる市区町村の級地から確かめるページです。給付金や医療費の負担の区分など、「住民税非課税世帯」が条件になる制度の見当をつけるのに使えます。

こんなときに使えます

  • 年金暮らしになって、住民税非課税世帯になるか知りたいとき
  • パートの収入をいくらまでにすれば非課税のままか考えたいとき
  • 給付金の案内に「住民税非課税世帯」とあり、当てはまるか確かめたいとき

使い方

  1. 判定する年度を選びます。令和8年度は2025年の収入、令和9年度は2026年の収入で判定します。
  2. 住んでいる市区町村の級地と、収入の種類(給与・年金)を選び、1年間の収入を入れます。
  3. 扶養している配偶者・家族の人数を入れます。障害者・ひとり親などに当てはまる人は選びます。

計算の例

妻を扶養している65歳以上の夫(1級地)で、年金収入が200万円なら、所得は900,000円で上限の1,010,000円以下なので非課税です。妻の年金も単身の上限以下なら、非課税世帯になります。

子を1人育てるひとり親でパート収入150万円なら、合計所得135万円以下の特例に当てはまり、非課税です(年収204.3万円まで)。

気をつけたいこと

  • 遺族年金と障害年金は非課税なので、年金収入に入れません。
  • 制度によって、いつの年度の非課税で判定するかが違います。給付金などの案内に書かれた年度を確かめてください。

よくある質問

住民税非課税世帯の年収はいくらまでですか。
給与だけの単身者(1級地)なら、令和8年度は年収110万円、令和9年度は119万円までです。年金だけの65歳以上の単身者なら155万円までです。家族を扶養していると上限が上がります。
年金暮らしの夫婦の場合は?
夫が妻を扶養している65歳以上の夫婦(1級地)なら、夫の年金収入211万円以下で夫が非課税になります。妻も年金を受け取っているなら、妻は単身と同じ上限(年金収入155万円以下)で判定され、2人とも非課税なら非課税世帯です。
令和8年度と令和9年度で何が変わりますか。
令和8年分(2026年)の収入から、給与所得控除の最低額が65万円から74万円になります。非課税の上限(所得)は同じなので、給与だけの人は年収で9万円ほど上限が上がります。年金の人は変わりません。
給与と年金の両方がある場合は?
給与所得(給与 − 給与所得控除)と年金の雑所得(年金 − 公的年金等控除)を合計して判定します。ここでは片方だけの収入で計算しているので、両方ある人は所得の合計を上の「合計所得の上限」と比べてください。
住民税非課税世帯になると何が変わりますか。
国民健康保険料の軽減、医療費の自己負担の上限(高額療養費)や介護保険料が低い区分になるなど、多くの制度で負担が軽くなります。国や自治体の給付金の対象になることもあります。制度ごとに判定の時期が違うので、それぞれの案内で確かめてください。
級地はどうやって調べますか。
お住まいの市区町村のホームページで「住民税 非課税」と調べると、非課税になる所得の上限が載っています。1人あたり35万円なら1級地、31.5万円なら2級地、28万円なら3級地です。

出典と適用年度

適用年度:令和8年度(2025年の収入)・令和9年度(2026年の収入)最終確認:2026年10月15日

e-Gov法令検索
地方税法(第295条 個人の市町村民税の非課税の範囲:障害者・未成年者・寡婦・ひとり親は合計所得135万円以下)
柏市
令和8年度以降、個人住民税がかからないかた(2級地:31.5万円×人数+10万円+18.9万円、令和9年度・令和10年度の表)
新潟県胎内市
令和8年度 個人住民税(3級地の均等割非課税限度額:38万円、28万円×人数+16.8万円+10万円)
国税庁
給与所得控除(No.1410)
国税庁
No.1600 公的年金等の課税関係(公的年金等に係る雑所得の速算表・確定申告不要制度・源泉徴収)

本ツールの判定は概算の目安です。非課税の上限は市区町村の条例で決まり、実際に非課税かどうかは、住民税の課税(非課税)証明書や通知書で確かめられます。くわしくは、お住まいの市区町村の住民税担当にご相談ください。

作成:計算24の運営者(AIを含むツールで作成し、主な数値は出典の計算例・早見表と照合するテストで確かめてから公開しています。公開後に運営者が内容を確認し、誤りは見つけしだい直します) このサイトの作り方

要点

  • 単身・給与だけ(1級地)
    令和8年度110万円・令和9年度119万円
  • 単身・年金だけ(65歳以上)
    155万円
  • 上限の式(1級地)
    35万円×人数+10万円(扶養ありは+21万円)
  • 特例
    障害者・ひとり親などは所得135万円以下