ガソリン税の計算:1リットルの税金はいくら?(暫定税率の廃止後・軽油引取税も)
店頭価格と給油量を入れると、1リットルあたりの税金(ガソリン税・石油石炭税・消費税)と、月・年の税金の合計を出します。ガソリンの暫定税率(25.1円)は2025年12月31日に、軽油の暫定税率(17.1円)は2026年4月1日に廃止されました。価格の初期値は資源エネルギー庁の全国平均(2026年10月13日)です。
ガソリン税 28.70円 + 石油石炭税 2.80円 + 消費税 15.46円(価格の27.6%)
月50Lなら税金は月 2,348円、年 28,178円
暫定税率(25.1円)が残っていたら、同じ本体価格で1Lあたり197.71円になる計算です(2025年12月31日に廃止)
ガソリン税と石油石炭税にも消費税がかかっています(1Lあたり3.15円)
レギュラーガソリン170.1円/Lのうち税金は46.96円(27.6%)1リットルの価格の内訳
| 項目 | ガソリン (170.1円) | 軽油 (159.6円) |
|---|---|---|
| ガソリン税(揮発油税+地方揮発油税) | 28.70円 | — |
| 軽油引取税 | — | 15.00円 |
| 石油石炭税(地球温暖化対策税を含む) | 2.80円 | 2.80円 |
| 消費税(10%) | 15.46円 | 13.15円 |
| 税金の合計 | 46.96円 27.6% | 30.95円 19.4% |
| 本体(原油・精製・輸送・販売店など) | 123.14円 | 128.65円 |
※ 価格は資源エネルギー庁の全国平均(2026年10月13日時点)。ガソリンの消費税は、ガソリン税と石油石炭税を含めた価格にかかります(タックス・オン・タックス)。軽油引取税は軽油を買う人が納める地方税なので、区分して表示されていれば消費税はかかりません(消費税法基本通達10-1-11)。
店頭価格別の税金(1Lあたり)
| 店頭価格 | ガソリン | 軽油 |
|---|---|---|
| 140円 | 44.23円 31.6% | 29.16円 20.8% |
| 150円 | 45.14円 30.1% | 30.07円 20.0% |
| 160円 | 46.05円 28.8% | 30.98円 19.4% |
| 170円 | 46.95円 27.6% | 31.89円 18.8% |
| 180円 | 47.86円 26.6% | 32.80円 18.2% |
| 190円 | 48.77円 25.7% | 33.71円 17.7% |
| 200円 | 49.68円 24.8% | 34.62円 17.3% |
※ 下の小さい数字は価格に占める税金の割合。定額の税金(ガソリン税28.7円・軽油引取税15円・石油石炭税2.8円)は価格が変わっても同じで、消費税だけが価格に合わせて変わります。
暫定税率の廃止で、税金はどう変わった?
| 税(1Lあたり) | 廃止前 | いま |
|---|---|---|
| 揮発油税 | 48.6円 | 24.3円 |
| 地方揮発油税 | 5.2円 | 4.4円 |
| ガソリン税の合計 | 53.8円 | 28.7円 |
| 軽油引取税 | 32.1円 | 15.0円 |
| 石油石炭税(温暖化対策税を含む) | 2.8円 | 2.8円 |
- ガソリン:上乗せの25.1円(当分の間税率)が2025年12月31日に廃止され、本来の税率(揮発油税法9条・地方揮発油税法4条)に戻りました。
- 軽油:上乗せの17.1円が2026年4月1日に廃止され、軽油引取税は1Lあたり15円(地方税法144条の10)になりました。
- 店頭価格は廃止の日に一度に下がったわけではありません。国は2025年11月から補助金を段階的に増やし、廃止前に同じだけ価格を下げていました(資源エネルギー庁)。
ガソリン税の計算ガイド:使い方と領収書の見方
給油したときに払ったお金のうち、どれだけが税金なのかを計算します。月にどれくらい給油するかを入れると、1年間に払っているガソリンの税金がわかります。
こんなときに使えます
- ガソリン代のうち税金がいくらか知りたいとき
- 暫定税率の廃止で、税金がどれだけ変わったか確かめたいとき
- ガソリン車と軽油(ディーゼル)車で、税金の差を比べたいとき
使い方
- 「燃料」を選びます。
- 「店頭価格」に、給油した1Lあたりの価格(税込)を入れます。最初は資源エネルギー庁の全国平均が入っています。
- 「1か月の給油量」を入れると、月と年の税金の合計が出ます。
計算の例
- ① 揮発油税24.3円+地方揮発油税4.4円=1Lあたり28.7円。暫定税率の25.1円は2025年12月31日に廃止
- ② 石油石炭税(地球温暖化対策税を含む)1Lあたり2.8円
- ③ 消費税は①②を含めた価格にかかる(40Lで126円分は税金にかかる消費税)
レギュラーを170.1円で40L入れると、支払いは6,804円で、そのうち税金は1,879円です。1Lあたりでは46.96円で、価格の27.6%にあたります。
気をつけたいこと
- 税金は1Lあたりの定額なので、価格が下がっても上がっても、ガソリン税と石油石炭税の額は変わりません。
- 店頭価格には地域差があります。給油したお店の価格を入れると、より近い額になります。
よくある質問
ガソリン1リットルの税金はいくらですか。
暫定税率はいつ廃止されましたか。
ガソリン税に消費税がかかるのは本当ですか。
月にどれくらい税金を払っていますか。
軽油はなぜガソリンより安いのですか。
出典と適用年度
- e-Gov法令検索
- 揮発油税法(第9条 税率:1キロリットルにつき24,300円)
- e-Gov法令検索
- 地方揮発油税法(第4条 税率:1キロリットルにつき4,400円)
- e-Gov法令検索
- 石油石炭税法(第9条 税率)
- e-Gov法令検索
- 租税特別措置法(第90条の3の2 地球温暖化対策のための石油石炭税の税率の特例:原油・石油製品1キロリットルにつき2,800円)
- e-Gov法令検索
- 地方税法(第144条の10 軽油引取税の税率:1キロリットルにつき15,000円)
- 国税庁
- 消費税法基本通達10-1-11(個別消費税の取扱い:揮発油税・石油石炭税は対価に含み、軽油引取税は含まない)
- 経済産業省 資源エネルギー庁
- ガソリンの暫定税率(当分の間税率)の廃止でガソリン代はどうなるの?(ガソリン25.1円・軽油17.1円)
- 経済産業省 資源エネルギー庁
- ガソリン全国平均価格の推移(燃料油価格定額引下げ措置、石油製品価格調査の週次の全国平均)
本ツールの計算結果は概算です。税額は1リットルあたりの税率と消費税10%から出した目安で、店頭価格には税金のほかに原油の価格・為替・輸送費・販売店の利益などが含まれます。
要点
- ガソリン税
1Lあたり28.7円(暫定税率は2025年末に廃止) - 軽油引取税
1Lあたり15円(2026年4月から) - 石油石炭税
1Lあたり2.8円 - 消費税
ガソリンは税金を含めた価格に10%