【令和8年度対応】月収70万円の手取りはいくら? 手取り70万円の額面・年収も

最終確認:2026年10月15日適用年度:令和8年度

月収(額面)70万円の手取りは、月およそ51.9万円、年間およそ622.3万円です(賞与なし・40歳未満・扶養なし)。逆に手取り70万円にするには、月給およそ98.0万円が必要です。

月収(額面)70万円の手取り
51.9万円

年間の手取り 622.3万円控除率 25.9%就職1年目なら 55.9万円

手取り 74.1%社会保険料 14.1%所得税 6.0%住民税 5.8%
月収70万円の手取りは約51.9万円
手取り70万円に必要な額面(月給)
98.0万円

年収(額面)でおよそ 1,176万円(賞与なし)差額(社会保険料と税金) 28.0万円/月

別の手取り額で逆算する条件を指定して計算する

手取り70万円に必要な額面と年収(条件別)

条件必要な月給(額面)年収(賞与なし)
40歳未満・扶養なし98.0万円1,176万円
40歳以上(介護保険料がかかる)98.8万円1,186万円
扶養親族が1人いる96.5万円1,158万円

※ 2年目以降(住民税あり)・健康保険料率9.90%(全国平均)・交通費なしで、手取りが月70万円以上になる最も低い月給(1,000円単位)です。

※ 賞与がある会社では、年収はこれより高くなります(月給 ×(12 + 賞与の月数))。ただし賞与のぶん翌年の住民税が増えるため、毎月の手取りは少し下がります。

月給70万円の内訳

項目月額年額
額面(総支給額)700,000円8,400,000円
社会保険料(本人負担)98,937円1,187,238円
所得税41,938円503,250円
住民税(2年目以降)40,550円486,600円
手取り(2年目以降)518,576円6,222,912円
手取り(就職1年目)559,126円6,709,512円
会社の人件費(事業主負担込み)805,827円9,669,918円

※ 賞与なし・交通費なし・40歳未満・扶養なし、健康保険料率9.90%(全国平均)での概算です。

※ 住民税は前年の所得に対して決まり、翌年6月から翌々年5月まで引かれます。就職1年目は原則かかりません。

月給70万円の社会保険料はいくら? 本人負担と会社負担

月給70万円の標準報酬月額は、健康保険が71万円、厚生年金が65万円(上限)です。給与から引かれる社会保険料は月98,936円で、会社も月105,827円を負担しています。

保険(料率)本人負担(月)会社負担(月)
健康保険料(9.90%)35,145円35,145円
子ども・子育て支援金(0.23%)816円817円
厚生年金保険料(18.3%)59,475円59,475円
雇用保険料(本人0.5%・会社0.85%)3,500円5,950円
子ども・子育て拠出金(0.36%)—2,340円
労災保険料(0.3%)—2,100円
合計98,936円105,827円

※ 40〜64歳は介護保険料(1.62%)が加わり、本人負担は月5,751円増えて104,687円になります。

※ 厚生年金の標準報酬月額は65万円が上限です。月給がこれより高くても、厚生年金保険料は月59,475円のままです。

※ 健康保険料率は協会けんぽの全国平均。都道府県で違います(47都道府県の料率)。給与から引く額の1円未満は、50銭以下を切り捨て・50銭を超えると切り上げます(協会けんぽの保険料額表と同じ)。上の内訳(98,937円)は保険ごとの1円未満を丸めずに足した額なので、1円ずれます。

※ 雇用保険料は一般の事業、労災保険料は「その他の各事業」の率です(業種で違います)。労災保険料と子ども・子育て拠出金は会社だけが払います。

月給70万円(年収840万円)でいうと:家賃・住宅ローン・ふるさと納税の目安

項目目安計算のしかた
家賃12.9万円〜15.5万円/月手取り月51.9万円の25〜30%(よく使われる目安で、公的な基準ではありません)
住宅ローンの借入可能額8,001万円金利1.5%・35年・元利均等、【フラット35】の総返済負担率35%で返せる上限(毎月245,000円)。審査の上限で、無理なく返せる額はこれより少なめ
ふるさと納税の上限140,000円独身・共働き、社会保険料は概算、2026年の寄附(自己負担2,000円で済む額)
給与所得者の中での位置上位9.0%〜12.6%国税庁「令和7年分 民間給与実態統計調査」の階級から
家賃の目安手取り 月51.9万円12.9万円〜15.5万円25〜30%=12.9万円〜15.5万円025%100%
家賃に15.5万円使うと、残りは月36.4万円です。食費・光熱費・通信費・貯蓄はこの中から考えます。

※ 手取りは2年目以降(住民税あり)・40歳未満・扶養なし・賞与なしの概算です。それぞれのリンク先で、自分の条件に変えて計算できます。

令和7年と比べて、月給70万円の手取りはいくら変わった?

同じ月給70万円を、令和7年(2025年)のルールと令和8年度のルールで計算しました。手取りは年間+0.7万円(月あたり+620円)です。

項目手取りへの影響(年)変わったこと
所得税(復興特別所得税を含む)+8,577円基礎控除 63万円 → 67万円
住民税+200円ほぼ同じ(住民税の基礎控除は43万円のまま)
社会保険料−1,338円健康保険 10.00% → 9.90%、子ども・子育て支援金 +0.23%(労使折半)、雇用保険 0.55% → 0.5%
手取り(2年目以降)+0.7万円621.5万円 → 622.3万円
所得税所得税 +8,577円+8,577円住民税住民税 +200円+200円社会保険料社会保険料 −1,338円−1,338円手取り手取り +7,439円+7,439円
右に伸びる棒は手取りが増える要因、左は減る要因です。いちばん効いているのは所得税で、月給70万円では年+7,439円、月にすると+620円の差です。

※ 40歳未満・扶養なし・賞与なし。健康保険料率は協会けんぽの平均(令和7年度10.00%、令和8年度9.90%)。令和8年分の基礎控除・給与所得控除は令和8年12月1日施行で、毎月の給与では差が出ず、年末調整でまとめて戻ります。

賞与があると年収はこう変わる

求人票の年収は賞与込みで書かれていることが多く、月給が同じでも年収は大きく変わります。

賞与(年2回)年収(額面)年間の手取り手取り(月平均)
なし840万円622.3万円51.9万円
2か月分980万円704.7万円58.7万円
4か月分1,120万円787.5万円65.6万円

※ 賞与は住民税が引かれず、源泉所得税の率は前月の給与で決まるため、月給とは計算が違います。ボーナスの手取りを計算

条件が変わるとどれだけ動くか

条件手取り(月)この条件との差
基準(40歳未満・扶養なし・全国平均9.90%)51.9万円—
40歳以上(介護保険料がかかる)51.5万円−4,002円
扶養親族が1人いる52.8万円+9,216円
佐賀県(料率10.55%・最も高い)51.7万円−1,631円
新潟県(料率9.21%・最も低い)52.0万円+1,689円

※ 就業地による差は年間で39,845円。47都道府県の料率を見る

月給70万円は、統計と最低賃金でみるとどこか

厚生労働省「令和7年 賃金構造基本統計調査」の所定内給与(残業代・賞与を含まない月額、男女計)では、月給70万円は、どの年齢階級の平均よりも高い金額です(最も高い55〜59歳の平均39.6万円より30.4万円多い)。全年齢の平均は34.1万円です。

年齢階級所定内給与の平均(月)月給70万円との差
19歳以下20.8万円+491,700円
20〜24歳24.3万円+457,200円
25〜29歳27.9万円+420,600円
30〜34歳31.2万円+387,700円
35〜39歳34.1万円+359,400円
40〜44歳36.4万円+335,700円
45〜49歳37.8万円+322,100円
50〜54歳38.9万円+311,200円
55〜59歳39.6万円+303,800円
60〜64歳32.9万円+370,700円
65〜69歳28.5万円+414,700円

最低賃金との比較:時給換算4,200円

月給70万円を、厚労省の計算例と同じ年250日・1日8時間(月166.7時間)で割ると時給4,200円になります。令和8年度の最低賃金は最も高い東京都(1,280円)でも下回りません。 自分の勤務時間で最低賃金をチェックする

月給70万円(年収840万円)で知っておきたいこと

  • 月給が5万円上がると、2年目以降の手取りは月およそ3.3万円増えます(増えた分の約65%が残る計算)。
  • 課税所得(給与所得から社会保険料と基礎控除を引いた額)はおよそ460.3万円で、所得税の税率は20%の区分です(このほかに、所得税額の2.1%の復興特別所得税がかかります)。課税所得が695万円を超えると、超えた部分の税率は23%になります。いまの区分の上限まで、課税所得であと234.7万円です。
  • 合計所得が489万円を超えているため、所得税の基礎控除は104万円ではなく67万円です。年収およそ850万円を超えると、さらに62万円に下がります。
  • 配偶者控除は満額の38万円を受けられます。本人の年収がおよそ1,095万円を超えると段階的に下がり、およそ1,195万円を超えると受けられなくなります。
  • 独身・扶養なしなら、ふるさと納税で自己負担が2,000円で済む寄附額の目安はおよそ14.0万円です(令和8年中の寄附)。家族構成を入れて計算する

※ 賞与なし・40歳未満・扶養なし・健康保険料率9.90%で計算した概算です。

近い金額とくらべる

金額月給→手取り手取り→必要な月給控除率
35万円 27.6万円 44.6万円 21.1%
40万円 31.4万円 51.4万円 21.5%
50万円 38.8万円 67.3万円 22.3%
60万円 45.4万円 82.5万円 24.3%
70万円 51.9万円 98.0万円 25.9%
80万円 58.4万円 115.0万円 27.0%
100万円 71.3万円 151.9万円 28.7%

よくある質問

月給70万円の手取りはいくらですか。
令和8年度の料率で計算すると、月あたりおよそ51.9万円です(2年目以降・40歳未満・扶養なし・賞与なし・健康保険料率9.90%の概算)。就職1年目は住民税がかからないため、およそ55.9万円になります。
月給70万円の社会保険料はいくらですか。会社負担は?
本人負担は月98,936円です(健康保険料35,145円・子ども・子育て支援金816円・厚生年金保険料59,475円・雇用保険料3,500円。40歳未満・健康保険料率9.90%)。会社も月およそ105,827円を払っています。厚生年金は標準報酬月額65万円が上限のため、月給がこれより増えても厚生年金保険料は増えません。
手取り70万円にするには月給いくら必要ですか。
月給でおよそ98.0万円、年収でおよそ1,176万円です。手取りと額面の差は社会保険料と税金で、この金額帯ではおよそ28.6%が引かれます。
手取り70万円は年収でいくらですか。
賞与なしなら年収およそ1,176万円です。賞与が年2回・合計4か月分ある会社なら、同じ手取りでも年収はもっと高くなります。求人票の年収と手取りを比べるときは、賞与の有無をそろえて見てください。
月給70万円から何が引かれますか。
健康保険料・厚生年金保険料・雇用保険料・所得税・住民税です(40歳から64歳は介護保険料も)。月給70万円なら社会保険料がおよそ9.9万円、所得税がおよそ4.2万円、住民税がおよそ4.1万円です。住民税は前年の所得に対して翌年6月から引かれます。
月給70万円だと、家賃はいくらくらいまでが目安ですか。
手取り月51.9万円の25〜30%とすると、月12.9万円〜15.5万円です(よく使われる目安で、公的な基準ではありません)。賞与がある人は、賞与を除いた毎月の手取りで考えると無理がありません。
令和7年と比べて、月給70万円の手取りは変わりましたか。
賞与なしで年間およそ0.7万円(月620円ほど)増えます。基礎控除が63万円から67万円になったことなどによる所得税の差が8,577円、子ども・子育て支援金などによる社会保険料の差が1,338円です。令和8年分の控除の引き上げは、毎月の給与ではなく年末調整で戻ります。
同じ月給でも手取りが人によって違うのはなぜですか。
年齢(40歳から介護保険料)、扶養親族の人数、就業地の健康保険料率、交通費の額で変わるためです。月給70万円の場合、40歳以上なら月あたりおよそ51.5万円、扶養が1人いるならおよそ52.8万円になります。

出典と適用年度

適用年度:令和8年度最終確認:2026年10月15日

国税庁
所得税の速算表(No.2260)
全国健康保険協会
令和8年度都道府県単位保険料率
全国健康保険協会
子ども・子育て支援金率
厚生労働省
令和8(2026)年度 雇用保険料率のご案内
国税庁
基礎控除(No.1199)
国税庁
給与所得控除(No.1410)
国税庁
配偶者控除(No.1191)
総務省
ふるさと納税のしくみ — 税金の控除について(所得税・住民税の基本分・特例分、所得割の2割、ワンストップ特例)
全国健康保険協会
令和7年度の協会けんぽの保険料率(平均10.00%・介護保険料率1.59%)
厚生労働省
令和7年度の雇用保険料率について(一般の事業 労働者5.5/1,000)

本ツールの計算結果は概算です。正確な給与計算や税額については、勤務先の人事・経理担当者、または社会保険労務士・税理士にご相談ください。

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この70万円、どちらの話?

  • 額面70万円
    求人票・給与明細の「総支給額」→手取り51.9万円
  • 手取り70万円
    口座に振り込まれる金額→月給98.0万円